2002
august

8/12
8/25
8/30






8月12日

パニックインザルーム。

そこはザじゃなくてジの方が正しいんだけどね、なんて減らず口を叩くやつは今すぐ消えてしまえ。
俺がかつて無いほどの恐怖を味わったのはまぎれも無い事実。

「キャー!」と「ギニャー!」の中間くらいの悲鳴が響いたユニットバス。その視線の先にいたのは黒い稲妻。青天の霹靂。古代より絶滅の素振りすら見せない地球の大先輩。わずか体長2cmのやつを前にした瞬間、その時点での勝敗は既に決した。人類大完敗。
半泣きダッシュで家を飛び出し、2分後には、ゴキジェットを手に「これホントに効くんだろうな」と店員に絡む俺がいた。

結果的に言うと第2ラウンドは人類圧勝。
ゴキジェットすげえ。あんなに効くと逆に怖い。
つうか、ゴキジェットを少し吸い込んだ俺は舌が痺れていた。怖い。(泣き叫びながら噴射したから)

俺は北国生まれなんで免疫無いんですよ。
こんなコト初めてだよ。
ウチはそこそこ綺麗にしてたし、普通のマンションなのに。
この暑さのせいですか?
彼だって、ただ生きてただけなんだけどね。
誰も悪くない。
夏のせい、太陽のせい。(異邦人)


久しぶりの更新なのに、ちょっとアレな内容だけれどもな、俺が休止中にずっと言いたくて仕方が無かったことは。


[マーティ・キーナート氏のコラムより]
私がパンチョに初めて会ったのは1973年のことだ。(中略)最初の印象は忘れられない。背が低く、ころっとしていて、とても陽気な男だと思った。40歳の誕生日が目前だったが、明らかにカツラとわかる髪形だった。


うっわー、言っちゃったよ!


つまり、そういうこと。



追伸。
急に14,15,16日が夏休みになったよ。
えー、何の予定も立てれん。
でもそういうことみたい。
つうか、今週だよ! 明後日からじゃん!
うーん。
誰か遊んでくれる?


フジロック日記も書きたいね。以上。



8月25日

今日はベランダでフジロックに持っていった靴とビニールシートを洗った。
気持ちよかったし、ビニールシート漂白剤に漬けると駄目なコトを学んだ。
『ビニールシートを漂白剤に漬けてはイケナイ』。また来年に向けての知識が1つ身に付いたな。皆も気をつけろ。
つうか、今ごろ洗ってるコトに問題アリ。

そんな訳で今日から、去年と同じようにフジロックレポートを1日ずつ書くつもり。
昨日から書くって前の日記で言ってた? 馬鹿言うな、気のせいだ。


フジロックって何?って人は、まずオフィシャルサイトでも見てみると良い。
何度か言ってるが、別に参加アーティスト知らんでも全然楽しめるお祭り。
今年もコイズミチームは、『オトコだけ5人でテント』というちょっとアレな編成で挑みました。
まあ、どうせ皆、別々に好きなの観に行くんだけどね。

ほんじゃ、以下[ ]はまたステージ名な。


1日目


American Hi-Fi [GREEN STAGE]

ゴメン、よく覚えてねえわ、コレ。
とりあえず最初だから、始まるぜ!って雰囲気を味わいたかったのでGreenいました。

つうか俺、1人遅れて、別行動で会場入ったんだけど、友達に預けた荷物の中にチケット入れっぱなしで入場できず、最初(はな)っから泣きを見ました。(チケットを入口まで届けた友達も)

ステージ前には、けっこう人集まってたけど、アレ絶対、スカパラ目当ての人たちが大半だと思います。American Hi-Fiちょっと可哀想。


そのままGreen残留。ステージ前へ移動。


東京スカパラダイスオーケストラ [GREEN STAGE]

American Hi-Fiから待ってた皆さんお待たせのスカパラですよ。
モッシュピットのすぐ後ろあたりで踊ってました。
いやー、周り皆ノリノリね。
その俺の周りの、ちょっと無理してる感を感じるノリノリっぷりに正直ちょっとだけ醒めてしまったんですが、良かったと思います。
楽しかったし、悪くない。そんな感じ。


で、この時、見ましたね。ふんどし軍団。
軍団っつうか2人だったんですけど。
それはもう、これでもかってくらい完全なフンドシ一丁でモッシュピットに突入するオトコ2人組。正直周りは迷惑そうでしたね。俺は面白かったけど。


で、終わってスグ移動。


KingBrothers [RED MAQUEE]

途中、つうか終盤に何とか滑り込めたんですが、うっわー、人少ねー!
それでも、ヴォーカル松尾ケイゾウが叫びまくってました。
最後に「これで終わったと思うなよ!」と叫びながらギターぶっ壊して退場したのが面白かった。


Greenに戻ってきて、陣取ったシートに寝転がってゴロゴロ。


The Jeevas [GREEN STAGE]

全然知らんです。が、コレけっこういいね。
と、思ったんだけど、忌野・泉谷観たかったので、途中で移動。


え、さっきの元クーラ・シュイカー?
あー、何か納得。クーラ・シュイカーは好きでした。
もうちょっと聴いとけば良かったかな? なんて思いながらテクテク山道を歩く。


[ 今日の有名人自慢 ]
道中、スカパラ谷中氏を見た。
でも話し掛けたりしなかった。
だってあの人いつも不機嫌そうな顔してるから怖い。


忌野・泉谷・スパイスマーケット [FIELD OF HEAVEN]

今日1番楽しかったステージ。
なんつうか、盛り上げ方上手いよね。ベテランの味ですか? パフォーマンス盛りだくさんでとにかく飽きなかった。
コミックバンドかっつう感じの歌やったり、でもカッコイイ曲もあったり、演奏上手かったり、キーボードの子の仕草とか感じがなんとなく好みだったり、泉谷しげるが持ち歌が忌野清志郎に歌われたり(勿論、春夏秋冬。泉谷しげる「そりゃねえよ!」というリアクション)、忌野清志郎がヅラ用意してたり。
つうか、泉谷しげる、あれだけのビックネームなのに完全にピエロ。予想以上に楽しめました。


また山道をテクテク歩いて戻る。
FIELD OF HEAVENは遠いよ。


TELEVISION [RED MAQUEE]

全然知らん。けっこう有名らしいですけど。
つうか、コレ書くまでもないんですよ。
体力的な理由から、2曲で撤退。全然覚えてません。


シートに戻って休憩。
いやー、初日とはいえ、端から端まで歩くとやっぱ疲れるわ。
今年は来るまでのスケジュールに全然余裕無かったからあんま寝てないし。


Muse [GREEN STAGE]

うわー、何かこう脂っこそう。いや、音楽が。
本人ルックスは、端正な感じです。
海外版ちゃんとしたビジュアル系。そんな感じですか?
クボデラさん曰く「あそこまでやるとカッコイイ」
うーん、俺はあんまり。
爆音の中、シートに横になってたら寝てしまいました。


起きたら、すっかり暗くなってしましたね。
メシ食って、ステージ前へ。後ろの方に。


PRODIGY [GREEN STAGE]

フジロックとは言いながら、3日間のうちメインステージのトリの2つがロックじゃねえじゃねえか、という話。
PRODIGYは正直、俺はよく知らんです。
遅れに遅れてステージに出てきたのは、何か地獄からの使者、もしくはピエロと昔逮捕されてた元ジー・オー・グループ名誉会長(服が)、そんな感じ。
つうか、ライヴ自体そんなよく思えなかった。
ので、後半はシートに戻って、ボケーッと観てました。
後半は、モッシュピットのあたりに降りてきたりして、ちょっとサービスしてたみたい。


ちなみにこの時、WHITE STAGEではGeorgeClinton、FIELD OF HEAVENではPattiSmithやってました。どっちか観に行けば良かったかな。

特にGeorgeClintonはかなり暴れてたみたいですね。
予定終了時間を大幅にオーバーして、弟子(スタッフ?)がジャンバー着せても、それを払いのけてまだ演る!
最後には、シールド外されて、照明も落とされたってのには笑いましたが。

しかし去年のニールヤングや、今年3日目に観ることになるストリングチーズなんかもそうなんですが、ジジイどもはホントにパワフルでバイタリティ溢れてますね。
自分がオヤジになるとしたら、そんな風になりたいものです。

まあ、そんな訳で1日目終了。
テント戻って寝ました。
2日目、3日目については、また次回。
つうコトで!



8月30日

ぐあー、明日も仕事ッスよ。
マジもう勘弁な感じ。

けど昼休みに去年のフジロック映像観てて、何か書きたくなった。
のでもう書いちゃう。


2日目


渋さ知らズオーケストラ [GREEN STAGE]

去年観たかった、今年楽しみにしてた渋さ知らズ。
朝、ノソノソとテントから這い出て、荷物持って会場内の手洗い場(要は水が出る所。会場内では貴重。たぶん川の水で飲めません)で歯を磨いてたら、何かGREENから音が聴こえてくるのね。
渋さ知らズがリハやってるねえと思って聴いてたら、やつら完全に一曲やってました。めったに全員集まる機会が無いから、ここで音合わせやってるんじゃないあるまいな。何にしろ早くから来てたオーディエンスは大喜び。俺も急いで歯磨きしてビール片手にモッシュピットへ。
渋さ知らズ、40人以上いる大所帯なんですよ。で、大抵メンバー紹介に何の楽器担当かって書いてると思うんですけど、渋さ知らズの場合、舞踏とか絵とかいるのね。 今年は、全身白塗りフンドシ一丁の舞踏担当数人が出てきてステージ上を縦横無尽にクネクネ動いてました(挙句の果てにステージ脇の鉄骨によじ登ってスタッフをヒヤヒヤさせる)。更にステージ両端にはヘンなコスプレ紛いが(ブタ女?とか全身包帯男とか)ニコニコ笑って座ってるだけという、もうなんつうか地獄絵図と紙一重。去年はGREENより小さいWHITEでやってたので、ゴッソリはみ出してたみたいですね。メンバーが。
でも演奏はスゲえよ。1人1人が上手いと、しっかりしたものできるのねえ、つうかもうとにかく1度観ろ!そんな感じ。
盛り上げ方も上手くてね。始まる直前のMCで、ヴォーカルの1人反町鬼郎(つうか歌ってはいないと思う)がフンドシにハッピ姿で出てきて、
「グラストンバリーフェス(イギリス最大ロックフェスらしい。渋さ知らズは今年のに出るんだか出たんだかしたらしい)の関係者に言われたよ、『どうだいこんなビッグなロックフェスは日本にはないだろう』ってね。俺は言ってやったよ、『日本には規模は負けるが、最高のオーディエンスがいるフジロックってのがある』ってなあ!」(オーディエンス大盛り上がり)
まー、そりゃ湧くわな。ちなみに反町鬼郎のフンドシは、後半汗で徐々に透けてくる。
去年出たって聞いたので楽しみにしていた龍もちゃんと出てくれました。去年は大喜びのオーディエンスにあっという間に破壊されて、「やめてよー、〜万円もしたんだからー」等とかなりアーティスト的でないセコイ泣き言を言っていたようでしたが、今年は壊されずに済んで良かったですね。
最後は勿論『本多工務店のテーマ』でシメ。
いやー、ホント楽しかったわ。マジで皆1回は観といた方がいい。

「渋さ知らズ、メンバー多いから給料大変そう。副業とかしてるのかな?」
「いや、皆それぞれ別のバンドやってるみたいだよ」
「つうか、給料は全部、不破大輔(指揮者)のヤク代になるから

まんざら冗談でもなさそうな。


ブハ、渋さ知らズ書き過ぎですかね。
でもホント楽しかったよ。満足。
ちなみにこの時WHITEでやってたMo'someTonebenderも観たかったんだけどね。まあしょうがない。

フラフラとRedMaqueeに移動。


The MUSIC[RED MAQUEE]

マドンナの曲名ばりにちょっとどうかと思うバンド名ですね。けっこう有名らしいですけど、俺ぜんぜん知りません。
で、2曲で撤退。内容ぜんぜん憶えてません。以上。
(渋さ知らズとのこの差は)


川に下りて水に足をつけながら日向ぼっこ。
日向ぼっこつうか、もう火傷ですね。
去年日焼けで後日どころか2日目から酷い目にあったくせに、すっかり忘れて今年の初日から「俺は焼くぜ」宣言。
周囲が止めるのも聞かずに日焼け止めを塗らずにいた俺は、初日の夜には既にモッシュに参加できない身体になってました。
にも拘らず、Tシャツ脱いで背中焼いてました。馬鹿か。
この分だと、たぶん来年も酷い目に遭うでしょう。

しばらくして、RedMaqueeに戻る。


Buffalo Daughter[RED MAQUEE]

音と映像の融合。調和と不調和。
なんつうか不思議な音楽ですよ。
好みじゃなかったり、テクノ系に免疫ない人にとっては、曲であることさえわからないんじゃないかってくらい。
ステージ後ろのスクリーンの映像を見ながら聴いてると、ホントヘンなトリップの仕方しそうです。俺はクスリの類ってやったこと無いので実際はどうだか知りませんけど。でもワンステージちゃんと聴くには、よほど好きでない限りけっこうな集中力が必要な気がします。


BuffaloDaughterが終わった後、FIELD OF HEAVENに向かう。
端から端までなので、けっこうな距離。
GREENの前を通った時、忌野清志郎&矢野顕子やってたんですよ。
ヒデとロザンナを超えた2人。(忌野清志郎談)
もうどうせ最後の方だしなあ、とか思ってそのまま素通りしたんですが、今思うと失敗しましたね。観たかった。BuffaloDaughterも悪くないけど、うーん、こっち観とけば良かったかなって。最近この時の「ひとつだけ」のライヴ映像観れたんですけど、それ観てますますそう思っちゃいましたね。

まあともかく山道をテクテク歩いて、また川で一休みしたりしながらFIELD OF HEAVENの近くまで。来たんですけど、FIELD OF HEAVEN入場規制してやがる。うわー、何だよこのEGO-WRAPPIN'の人気は。
入場規制で足止めされてる人々の脇をスルスル抜けて細いホントの山道、抜け道へ。フフフ、こういう道があるんですよ。
で、FIELD OF HEAVENまで来たものの、うわー、何だこの人だかりは。しかも前のバンド終わってねえし。かなり押してるみたい。
ステージとステージの間には、大体30分〜1時間くらいの空き時間があるので、更にその分以上待たなきゃならない訳で、足も痛えし、何より人口密度高過ぎで身動きも取れなくて。もういいよって気になっちゃって、FIELD OF HEAVEN入口あたりで寝転がってビール飲んでました。まあどうせここでも聞こえるしな、とか思って。


EGO-WRAPPIN[FIELD OF HEAVEN]

実際はほとんど聴こえませんでした。
泣きますね。勿論音は聞こえるけど、何て歌ってるかほとんど聞き取れない。スピーカーの指向性によるものですか?


結局このときは、ベースとドラムの振動をサカナにビール飲んでただけでした。せっかく端から端まで移動したのにね。
この時偶々隣に座った京都の人と仲良くなって、いろいろ話してた。

EGO-WRAPPIN終わった後、クボデラさんと合流して急いでGREENへ移動。なにしろ時間が押している。
でもオナカ空いた。ゴハン買ってからにしよう。
「モチブタが美味いよ」
ほう、それは是非食わなくては。味ロック!
ギャー、モチブタを買う為のこの行列。まあ間に合いはするだろうと思って並んでたら、時間は過ぎて、オイオイもう始まっちゃうよ、始まっちゃう!早く焼けこのヤロウ!お願い!
ダッシュでGREEN前へ行ったときには、もう2曲くらい終わってた。ギャー!


PET SHOP BOYS[GREEN STAGE]

ギエー、失敗したー! よりによってペットショップボーイスの時に遅刻。この子の遅刻癖は一生治りません。
モチブタとカレーを急いで平らげ(カレーも買ってやがる)、シートで踊り狂ってました。あー、やっぱいいわ。実際いいステージだったと思います。
「やつ(ニール・テナント)の声はもはや楽器だ」、「星空の下でペットショップボーイスを聴くのが夢だった」(クボデラさん談)
散々踊り狂った後シートに寝転んで、
「これで最後にGo Westきたら盛り上がるぜー」
「やるかなー?フェスだからねー。やるよね?」
なんて話してたら、静かなピアノが流れて、
Together...we will go away...

うおー! 大好きだー!!

踊りまくった。内容には大満足。
惜しむらくは、モッシュに参加できなかったこと。
モチブタが! モチブタが!


2日目もそろそろトリを残すのみとなって、迷ったね。どっちを観るか。迷いに迷って、フジロック!やっぱロック優先!ということに。
GREEN1曲聴いてから移動することに。


Chemical Brothers[GREEN STAGE]

かなり遠くから観てたんで、ステージで何やってるかなんてほとんどわからないんだけど、カッコイイ音だよなー。最新アルバムのStarGuitarは借り物CDRで予習済み。
俺、ピコピコした感じの打ち込みの音って大好きなんですよ。
打ち込みって、いろいろできるからって音重ねすぎると鬱陶しく感じるし、好みじゃない音で隙間埋められても不快だしで。そういった意味ではChemical Brothersの音って好き。


後ろ髪を引かれながらも2曲目の途中でGREENを後にしてWHITEへ移動。
何だか去年2日目を思い出します。去年もGREENのニールヤングをちょっと聞いてWHITEのNEW ORDERを観に行ったなあ。
何だか夜の暗い山道って、何だかワクワクします。


Sonic Youth[WHITE STAGE]

ギュワンとかギギギとかガガガとか。
ノイズ、ノイズ、ノイズイギター!
特に紅一点(紅一点?)キム・ゴードンが暴れまくってました。何故だ?という感じのミニスカを履いて、狂ったようにグルグル回るわ、突然前転するわで。サービス(サービス?)満点です。
ただ小五月蝿いだけのノイズって勿論嫌いですけど、ソニックユースのノイズとか、例えばマイブラのノイズはイイ。カッコイイ。コレステロールで言う所の善玉コレステロールみたいなものです。(違う)
ただもう俺はモッシュに耐えられる身体ではありませんでした。けっこうゴリゴリと前の方まで行ったんだけど、モッシュが始まったとたん泣きながら撤退。マジ痛い。明日が思いやられますね。


ってなところで2日目も終了。

あと、Sonic Youthの時はもう疲れきってて、座り込んだ時に、たぶん2曲分くらい寝てた。フェスは体力勝負です。
来年に向けての体力作りを。(去年も言ってた)

まあそんな訳で最終日3日目はまた次回。
つうコトで!