2003
june

6/2
6/13
6/13−2
6/20
6/22
6/23
6/24





6月2日

相変わらず部屋のチャイムが鳴っても出ないし、部屋の電話が鳴っても出ない。
失望の土台は希望と期待だ。だから無駄な希望は持たないし、期待もしない。だから出ない。
そんな感じで週末は何も無かった。疲れていたし、ずっと寝ていた。しかし寝て過ごす週末は案外あっさりあっという間に過ぎてしまうのだなあ。
夢の中で ひたすら大福をお茶で流し込みながらジーコジャパンの試合を観ていた。何の暗示だ。目まぐるしく交代する選手。繰り返されるポジションチェンジ。混乱する選手。混乱する監督。混乱する僕。鳴り響くアラーム。目覚まし時計だった。そんな訳で寝過ごした。いつも通り。やれやれだ。



6月13日

やれやれだ。あまりにも反論すべき点の多すぎる事柄は、あまりにも馬鹿馬鹿し過ぎて そんな気になれない。僕の言葉が正確に相手に伝わるとは限らない。それはそうだね。でも例えば「僕は喉が乾いているから水が飲みたい」と言ったとする。水を飲まないと死んじゃうからね。それが、相手は自分の為に死んでも水を飲むのを我慢するべきだ という認識のもと、「アイツは何でも構わず勝手に飲みまくる馬鹿な奴だ」ってほど目茶苦茶に変換されて言い触らされたとしたら、呆れるのすら通り越して理解不能だ。そういった数え切れないほどの理解不能を前にして、訂正して回る気にはとてもなれない。あるいは大袈裟だと思うかもしれないけれど、それは実際 アナタの身にも降り懸かるかもしれないよ。



6月13日−2

ワイルドストロベリーの芽は、今日も出ていない。

が、しかし、ん、これは何だろう。
土からちょっとだけ顔を出している、芽とは明らかに違う薄いピンクっぽい物体。
これは、種? 何で? 何の?


社長 「コイズミくんは、キュウリとか…、好き?」




ちょ、なに勝手に植えてんスか!?



6月20日

sign

キュウリの芽が出た。




チクショウって感じ。



6月22日

僕は思っていることの半分くらいを口に出さなくなった。

理由は上手く説明できない。あるいは理由なんて無いかもしれない。

僕の思っていることは、伝わりにくくなった。

思っていることと、異なって伝わることも多くなった。

でも、まあ それでもいいかと思った。

別にいいんだ。それでも。



6月23日

それにしても最近の生活は酷い。
荒れている というのとは少し違う気がするけれど、何と言うか、生きている という言葉がしっくりこない。消耗している という方が、よほど この現状に近い。ひっそりと磨り減って消耗している。引出しの中で忘れられた時計を動かしつづける電池のようだ。無為に時を刻みながら、電池はどんどん消耗していく。何も無い中で秒針の音だけが響く。僕は忘れられた引出しの中で洗濯をしてベッドカヴァーを替え、食器を洗って簡単な料理を作る。ナイターか何度も観た映画をまた観る。週末はドアを開けない。



6月24日

デザイナ曰く
「(溜め息をついて呆れたように)もうアンタたち、『鬱の館』とか創って全員で住みなさい」

鬱の館て。
住みたくない。