酒テキスト1






俺は割と酒好きなので、まあそれなりに飲む訳で、うーわーってな感じのやっちまった話も、まあいくつかある訳で。
今回は、俺のそんな酒でやっちゃった話。

若い頃(今も十分若いです)は酔っ払うと楽しかったけど、酒自体は特に美味いとかはあんまり思わなかった訳で、 美味いじゃん!とか思い始めたのは高校の頃あたりからだったと思う。
んでまあ、コゾウはすぐ調子に乗る訳で、夜にちょくちょく家を抜け出して下宿してる友達ん家なんかに行って飲んでた。

その日は冬真っ盛りってな季節で、偶々『友達と銭湯行ってくる』という名目により家を脱出。
その後、友達3人でビールなんか飲んでたんだけど、銭湯行くつって出てきたのであまり長くは居られない。
この時俺らはかなりの量を呑んでいて既にかなりフラフラだったのだけれど、 一回家に帰って抜け出してきてからまた飲もうっつうバカな約束を交わし一時別れる事にした。
馬鹿なことはおやめなさい、などと言ってくれるまともな人間は俺の周りにめったにいない。

フラフラと家に戻った俺は、またコッソリと家を抜け出した。チャリンコに乗って。
青森の冬は寒い。
道路一面氷の世界。スケートリンクオンザ道路。
雪の降る冬は、マジで道路一面氷になるのです。


そこをチャリに乗った酔っ払いが大疾走(ご機嫌で)




………気が付くと俺は空を見ていた。道の真ん中で。

何故 僕ハ 寝テイルノ??

…記憶が無い。
…そうだ、行かなくちゃ。



気が付くとまた目の前には満天の星空。


…えーと…そう、行かなくちゃ。


はっきりと記憶が無いのだけれど、5、6回ほどそれを繰り返し、 ほどよく体内のものをシェイクされた頃になんとか友達の下宿に着いた。
マジで轢かれなくて良かったです。道の真ん中で寝てましたから。

友達の下宿にフラフラしながら文字通り転がり込むと、家主のSしかいない。
もう一人の家は、すぐ向かいなのにまだ来ていないってコトは…ヤロウ、さては寝やがったな。
Sはあまり酒飲めない奴だったし、なんつうかアレだ、けっこうツマンナイ奴だとその時の俺は思ってて。
な〜んだよ、つまんねえ!なんつって、いっきにテンションは下がってしまった。

テンション下がると眠くなる。
コタツに入ると一気に眠気が。
そんな気を抜いたその瞬間。


ゲロゲロゲロゲロ(ビジュアル的に厭なので以下略)


やっちゃいました。人の部屋で。しかも


オン ザ スーパーファミコン


「うぅー、ゴメンSちゃん。今拭くからさあー。フラフラ」などと言いながら、

そこらへんにあるタオルケットだかなんだかで、拭きはじめる俺。

「もういいから!頼むから寝ててくれ!!」と半切れ且つ半泣きで俺を止めるS。

そりゃそうだよな。
来て早々スーファミに一風変わったトッピングされちゃな。

しかも被害はそれだけに止まらず、スーファミの周りの絨毯一帯を汚染していたし。
まあ、そりゃ泣きたくなるっつうのな!(オマエだ)

寝てくれ! と言われ、「オーケーオーケー。ご〜め〜ん〜ね〜ゲハハ」(全然オーケーじゃない。あと笑うな)
などと意味不明なことを口走りながらグーグー寝る俺。

恐らくSは、このあと一晩中、泣きながら復旧作業をしていたんだろうなあ、と思うとマジで申し訳ない。

しかしこの時俺は、このSをかなり軽く見ていたため当時あまり気にしなかった。
今思い返してみると酷い事しちゃったな。ゴメンな、S。アハハ(笑うな)