酒テキスト4






今回は社会人になってからの話だ。

ァン? そうだよ。社会人になってもそんなことやってたさ。
皆、こうして大人になっていきます。(いきません)


入社すぐの新入社員全員での研修が終わり、皆それぞれの新しい研修に行ったり職場に配属されたりする訳だけれど、 まあその前に飲み会でもやろうということになった。


幹事は俺とごんた。

しかし乾杯の音頭の時にはすでに、幹事は俺一人になっていた。

まだごんたのことをよく知らなかったために俺も油断していた。汚い男だ。


まあ幹事ってこともあって、目立ちたがりな俺なので、方々へ顔を出しては一気


またかよ。
全然懲りていない様子。

あ、また別の場所で一気飲みしてますよ。
既に熱燗を。


だいたい呑み会に参加してたのが30人強なのだけれど、少なくとも全員と一回は一気してます。

人によっては何回も。


あ、研修でお世話になった人事部の先輩方も途中から来てくれましたよ。

勿論逃がしません。


飲み会も中盤になってくると、隣のテーブルの知らない人達とも一気!

なんか、梅とかから揚げとか入った日本酒だったけど、気にしない(もしくは気付いてない)



えーと、そうすると、


俺は何回一気した訳ですか?



50回くらい?

ある種、自殺志願のような生き急いだ飲み方。



そんな訳で、この辺から記憶があやふやなのです。

故にここからは、例によって聞いた話と記憶の断片を繋ぎあわせて書く羽目に。



手始めに人事部の先輩方をロックオン。 わざわざいらして頂いた人事部の先輩に対し、


「オマエさあ〜」とか言いながら、 タメグチで説教。


ブハ! 会社内での法の執行人たる人事部に対してイキナリの愚行! 窓際決定!!


その後、俺が暴れ始め収集がつかなくなってきたので呑み会はオヒラキ。 (初対面に毛が生えた程度の同期の皆々様は大変困ったそうです)
皆、ぞろぞろと店を出ました。



ここから更にヒートアップ!(俺だけ)



とりあえず、店を出たとたん走り出す俺。


この子、何考えてるのか、さっぱり理解できません。

夜の田町に消えた俺を探し出すため、同期で俺の捜索隊が結成され大捜索。
細い路地で鞄を枕にしている俺を発見。


傍らには寝ゲロ。with NEGERO です。


我ながら最低。


同期に両脇を抱えられたまま田町駅まで連れて来られる。

その間ずっと「オッケー!オッケー!」とか言って 王様、大いにゴキゲンです。(オッケーじゃない)


ごんたに付き添われて、なんとか電車に乗り込む俺。
金曜の夜の京浜東北線は、ほぼ満員です。
吊革に腕を引っかけ人形のようにぶら下がる俺。

そして静かになりました。

嗚呼! 俺が静かになったら! 静かになったら危険ですヨ!

そして、

そして、

わー



ゲ(以下略)



本日2発目の大爆発。


その時、一瞬にして、俺を中心として半径1メートルくらいの円が出来たそうです。
「満員に見える電車でも、あれだけのスペースがまだあるんだな…人間その気になれば何でも出来るってつうか、人の可能性みたいなものを見ることが出来た気がする」 とは、後にごんたが語るところです。

俺はというと「オッケー♪ オッケー♪」と相変わらず御満悦。(全然オッケーじゃない)

酔っ払いには何を言っても無駄なようです。


逃げるように電車を降りて乗り換え。
しかし、あと少しという所でごんたもダウン。

途中の駅で降りて吐いてたそうデス。

「うー、ねむー」とか言って、ベンチでグーグー眠り始める俺を見て、


「本気で置いていこうと思った」と、ごんた談。


危ないですね。今なら確実に捨てられます。


結局はタクシーを捕まえ何とか帰ることができ、俺は部屋に放り込まれて安らかな眠りにつきました。
めでたし!


な訳はなく、次の出社日は、半日間ずっと謝罪のために走り廻ってました。
大変でした。

人事部の先輩は微妙な笑顔でした。



今回の教訓としてはアレだ、
いい歳になったら落ち着いてくれ。
ってコトだな。

いい歳して酒に飲まれてる奴はカッコ悪いからな。アハアハ。
つうコトで! じゃな。