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京都市立芸術大学合格者

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御池アートスクールは本年も京都市立芸術大学に合格者を出すことが出来ました。
本年の京都芸術大学の色彩課題は「透明」をテーマにした幾何学的な構成課題。
普段から色彩そのものの配色構成について、しっかりとした学習が必要な課題でした。なれている人にとってはむしろ取り組みやすい課題だったのではないでしょうか。

さて、この作品は、本年度京都芸大の合格者の色面で構成する作品です。COLORという文字とコンパスで作る形を組み合わせて構成する課題です。
作者は、COLORという文字をだぶらせて、配置することで、リズム感や透明感を出そうとしています。また、コンパスで作られる形もおもしろい形が表されています。
色彩的にも様々なトーンが選ばれて、生き生きとした画面空間が構築されています。

夏期講習会告知

7月17日~夏期集中講習会が始まります。
夏から初めて取り組む人から、上級者まで、幅広く募集しています。
ふるってご参加ください。

ワイン瓶、日本手拭い(豆絞り)、ドライフラワー(オクラ)

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推薦入試対策
鉛筆デッサン
ワイン瓶、日本手拭い(豆絞り)、ドライフラワー(オクラ)
4つ切り画用紙
4時間


 本年度の現役高校3年生のデッサンです。10月後半から11月にかけて行う私大の推薦入試対策デッサンとして行っています。
 4時間での取り組みでしたが、布の立体感表現、模様の描き込みなどに表現の密度を感じさせます。モチーフの構成も数分でクリアーし、軽く調子をつけながら形を取るテクニックを使って手早く30分程度で形を作っています。1時間を少し越えた位の時間で既におおよその全体像が描き上がってきていました。描く速度を上げていくと、終盤の仕上げの時間、描き込んで密度を出していく時間が多く取れて、完成度が上がってきます。

レイメイ すべらないカッティング定規

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お薦め用具(レイメイ すべらないカッティング定規)


 立体構成や色彩構成などに使う用具の一つに定規がありますが、皆さんはどんな定規を使っていますか?
 今回お薦めする定規はレイメイのカッティング定規です。ペットボトルから作られる再生PET樹脂で作られた透明な定規です。少し青みのある透明な本体に濃い青文字のメモリが付いています。再生PET樹脂で作らていますが、アクリル樹脂の高級定規と何ら遜色がありません。
 カッティング定規というのは背の部分に筋金が付いている定規のことで、カッターナイフで定規を当てて紙などを切る時にこの筋金のところで切ると定規がカッター刃で切れないので便利なものです。この刃を当てる筋金がアルミなどで出いている場合、アルミはカッター刃に比べると柔らかいので削れてしまいます。このカッティング定規は筋金の材質がステンレスで出来ていて強固に作られています。
 アルミ定規などもカッティング用に使っている人を見かけますが、注意しないと、アルミが削れてしまって、がたがたになってしまうのでカッターの使用には本来向いていません。同じ金属定規でもステンレスで作られたステンレス定規ならカッティングに使用しても大丈夫です。ただし、ステンレス定規はかなり重量があるので、使いにくい人もいると思います。
立体構成に使うには軽くて、下の線が見える透明なカッティング定規が使いやすいと思います。この定規は滑りにくくするために紙との接地面が細かなエンボス加工が施されていて、定規を当ててカッターで切る時に、定規が滑って切りミスをすることを避けることが出来ます。滑り止めの加工のなされていない定規では、使い込むほどに接地面がツルツルになってしまいかなり滑りやすくなって、ずれて危険です。
 レイメイのカッティング定規はステンレス筋金で、滑り止めエンボス加工、そして、大きな文字が使われたメモリの工夫、筋金の部分にもメモリが入っていたり、本体に方眼スケールが入っていて平行線が作りやすいなど、多くの便利な機能を盛り込んでいます。しかも値段が50㎝カッティング定規で定価1000円と他の定規に比べて安いです。
見かけたら、ぜひ試してみてください。価値ありの定規でお薦めです。

複合素材の立体構成

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立体「ケント紙と粘土を使った立体構成」
バロンケント紙2枚、粘土(アーチスタフォルモ)1個
6時間

 2種類の異なる素材を使って構成する課題です。2種類以上のの素材を使う課題を「複合素材」の課題といいます。このような課題の場合、考えなくてはいけないポイントは、それぞれの素材の生かし方と関連です。生かし方に関しては、それぞれの素材固有の特性を理解し使いこなすことが出来るよう何度も繰り返し練習していきます。関連に関してはスムーズに2個の素材がつなげられるような形を発想するトレーニングが有効です。このケント紙と粘土の課題ですとケント紙の立体と粘土の立体が、バラバラに構成されたり、関連されない形でそれぞれが作られたりすると、一体感が得られません。それぞれの素材の特性を引き出しながらも、スムーズにつながっていく立体を考えていけると良いと思います。

色彩授業

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色彩研究「色彩模写」授業
四切画用紙、アクリルガッシュ

 イメージ表現の実習がある程度進み、絵の具や筆の使い方に生徒一人一人独自な方法を編み出した時期に模写の実習を行います。
模写の対象は、カンデンスキーかフランティシェク・クプカの作品を使います。生徒が自分で色彩参考や技法参考になりそうな作品を選び、描く課題です。
作者(生徒)が取り組んでいる模写作品は、カンデンスキーの「クリノリン・スカート」です。この作品は1909年に制作された作品で、平面的な画面構成や固有色から開放された色彩、大胆な点描による画面の活性など参考になるところが多い作品です。
模写作者(生徒)の作品完成後の感想は、「ものすごくたくさんの色が使われていて驚いた。カンデンスキーの作品の色彩をすべて出すことは出来なかったが、色の使い方について学ぶことが出来た」ということでした。
カンデンスキーの「クリノリン・スカート」は一見すると赤、青、黄色といった鮮やかな色が印象的ですが、中間色やグレーも多く、見れば見るほど多彩であることがわかります。トーンがしっかりとまとめられていることや同じような色でも少しずつ変化が与えられて画面のあちらこちらに使われていることで、均衡が取れていることなどが、鮮やかな画面を支えている秘密なのかも知れません。

色彩表現

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動物をモチーフに色彩構成
6時間
4切画用紙 アクリルガッシュ

 色彩の基礎課題が終了すると次ぎに、具象的な形態を使ったイメージ表現に進んでいきます。この課題は動物をテーマに色彩を構成するという課題でした。
このような課題を行うポイントしては、積極的に色彩を使っていくことがあります。固有色(対象の具体的な色合い)の使用を出来るだけ押さえて、画面構成に必要な色彩を選んで構成していくことが大切です。このような画面構成上、もしくは表現上必要と判断して、使用する色彩のことを「主観色」といいます。色彩構成で使われるのは、おもに主観色であると思います。
  作例の作者は、色彩構成の要所をよく心得ていて、鮮やかな色や中間色を適切に配置し、動きを感じさせる構成で画面をまとめています。面分割の形などは少し不慣れな点が見られますが、それを補って余りある大胆な表現になったと言えるでしょう。

パノラマ画面2

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パノラマ画面を作る
4切画用紙を横につないで、横長画面を作りイメージ表現する課題
画用紙(38㎝×108㎝) アクリルガッシュ

普段描き慣れた比率の画面ではなく、極端な横長画面などを使い、画面構成の応用力を高める課題です。 大きな画面となりますが、構成は画面全体の大きな空間構成を組み立てないと密度不足になったり、単調な印象になるので、エスキース(下図)でのデザインが重要になります。
  作者は魚をモチーフに大胆な画面構成を試みています。リボン状に見える形態は魚の動きを抽象化したものでしょうか。縦横に走るこの線が画面の運動感を高めています。
 塗り方が独自で、ドライブラッシュの技法を活用して、暖かみのある柔らかな調子を出しています。

パノラマ画面

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パノラマ画面を作る
4切画用紙を横につないで、横長画面を作りイメージ表現する課題
画用紙(38㎝×108㎝) アクリルガッシュ

普段描き慣れた比率の画面ではなく、極端な横長画面などを使い、画面構成の応用力を高める課題です。 大きな画面となりますが、構成は画面全体の大きな空間構成を組み立てないと密度不足になったり、単調に陥ったりします。
  作者は森の情景でしょうか、木々や昆虫を配した画面構成を行っています。単なる情景描写にならず、コラージュのように要素が構成されている点や、色彩を積極的に活用し、画面の色彩構成で変化に富んだ表情を作り出すことに成功しています。
  下塗りの色彩を効果的に使い、絵の具を透明に使ったり、不透明に使ったり、厚塗りして盛り上げたりと表現の多様さも画面を活性化していると思います。
造形などもよく考えられて、引き締まった印象になっています。

ジャンプを使った立体構成

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立体構成 
ジャンプ1冊を与えられて、それを素材に立体を作る
6時間

少年ジャンプという厚手の週刊マンガ雑誌を1冊与えられて、それを加工して立体を作る課題です。
 本来、立体構成に使う素材は、美術材料店(画材店)などで入手できるような、ケント紙であったり粘土であったりします。このような雑誌のみを素材にする課題は、あまり練習することのない課題の一つです。 応用力の育成を目標とする場合、このような課題によるトレーニングも有効だと思います。
 ジャンプの紙は薄手のやや安っぽい紙が使われているので、そのまま、素材としての紙として扱うとあまりきれいに立体を構成することが出来ません。作者は、紙が集積した状態のものを切り合わせて、躍動するうねった形態を作っています。
ごろんとした塊としても密度があり、ジャンプのカラフルなカラー表紙やページが所々ちりばめられていて、視覚的な効果も得られています。
 ジャンプ雑誌の印象からどれだけ離れられるか、ジャンプ雑誌の持つ特徴をいかに立体的魅力に転化出来るかが問われてくるようです。

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